
FXの優位性は、自分の好きな時間に好きな場所で、トレード出来ることです。ネット回線さえあれば、PCでもスマホでもチャートを開いてエントリーすることが出来ます。
ただ、一日中出来るからといって、やればやるだけトレードすれば良いと言うわけでもありません。もしかしたら、勝てない原因の一つに、トレードしてる時間帯がかかわってるかもしれません。為替相場には、時間帯によって、値動きの特性というものがあります。
今回は、この辺りについて話していきます。
目次
いつ、どの時間帯にトレードしたら良いのか?
為替市場は、株式市場のように、具体的な取引所が存在するわけではないので、都市名や地域名で呼ばれています。
まず、日本時間を基準に、
・オセアニア時間 朝6~8時 ウェリントン市場
・東京時間 朝8~15時 アジアオセアニア市場
・欧州時間 夕方15~21時 ロンドンフランクフルト市場
・ニューヨーク時間 夜21~6時 アメリカ市場
おまかに4分割、出来ます。
ぼくは、16時以降のトレードが良いと思います。昼間は、通常はあまり値動きがない印象です。この値動きが無い時間帯にエントリーしてしまうと、上にもいかない、下にもいかないで、精神的な疲れに繋がります。
値動きの少ない昼間に自分のシナリオを作っておき、あとは2~3時間に1度、チャートをチェックして、値動きを確認する程度が良いです。
FXは、待ちの時間を攻略するのも大事です。
昼間仕事をしてるけど、トレードで勝てるか?
結論、勝てます。
ぼくは、兼業トレードの方が良いと思います。
トレードを始めた頃は、専業トレーダーに憧れて、一度、就職していた仕事を辞めて、専業トレーダー生活を送っていました。
1年ほど過ごし、トレードの利益+サラリーマン時代の貯金で暮らすことはできたのですが、想像していた以上に、暇でした。
自分のトレードスタイルからして、エントリーチャンスは一日に1、2回ほどですので、かなりの時間があまってしまいます。
最初の頃は、空いた時間にトレードの本を読んだりしていましたが、トレードの他に、仕事をした方が良いです。
・仕事をして、生活のリズム、キャッシュを作る。
・空いた時間に、トレードのシナリオを作り、自分のポイントにアラート設定、指値を入れておく。生活費とは別枠に、資金を増やしていく。
今は、専業トレーダーを辞めて、仕事をしながら、トレードをしています。
16時以降、値動きが大きくなり、トレードしやすくなります。
ロンドン、欧州の株式市場開始17時(夏時間は16時)頃から、為替も一気に値動きが出て、トレンドが発生しやすい印象があります。
そして、21時頃のアメリカ市場へと為替の値動きはピークになります。
重要な経済指標が出たり、用心発言などもあり、急騰、急落も多くみられます。
自分の生活スタイルとトレードスタイルを決める
一番大事なことは、自分の生活スタイルとトレードスタイルを決めることです。
トレードは、【自分の店を経営する】みたいな視点を持つと良いです。
人それぞれ、経営方針も違ければ、性格や資金量も違います。
TwitterやYouTubeには、たくさん凄腕トレーダーがいますが、すべてを真似しようとしても、自分のスタイルと合わなければ、いずれ破綻してしまいます。
ぼくのトレードスタイルもほんの一例に過ぎません。
トレードは、自由な要素が多く、自分らしさの色も出しやすいです。
色々と試行錯誤して、トレードを生活の一部にすることが大事だと思います、
トレードは、数あるキャッシュポイントのうちの一つです。
今日のマインド
【時間経過と共に豊かになるパターンの生活を築くこと】
まとめ
時間帯別の値動きには、ある程度の特徴がみられます。それぞれの特徴を頭に入れ、自分のシナリオ作成をして、トレードしてみましょう。