
トレードにおいて、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析は、どちらが大事なのか、よく議論されると思います。実際には、ファンダメンタルズ分析だけでトレードしてる方もいますし、テクニカル分析だけでトレードしてる方もいると思います。ぼくは実際に両方試してみて、8対2の割合で、テクニカル分析を重要視してます。ファンダメンタルズ分析も捨ててはいけません。
今回は、これらの分析方法の違いについて話していきます。
目次
ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析とは?
ファンダメンタルズ分析とは、為替の値動きの要因となる背景の、世界経済から値動きの予測をする分析方法です。
テクニカル分析とは、チャートと呼ばれる、為替レートの変動推移から、値動きを予測する分析方法です。
どちらが重要か?
ぼくは、両方重要だと思います。
ただ、最初はテクニカル分析のみで良いと思います。
一度に、あれもこれもと分析の幅を広げるよりも、慣れるまではテクニカルのみでトレードした方が自分のシナリオ作りに集中出来るからです。
テクニカルに慣れてきたら、ファンダメンタルズ分析を加え、8対2くらいの割合でシナリオを作っていく形がベストかと思います。
経済統計を視野にいれても、値動きの予測はできない
毎月第一金曜日に、アメリカ労働省が発表する米国、雇用統計の指標があります。
これは世界で最も重要視されてる指標の一つです。
もちろん、多くのトレーダーも注目しており、実際に雇用統計の前後にトレードする人も多いと思います。
ただし、例えば、
雇用統計の結果が良かった→チャートが上がる。
雇用統計の結果が悪かった→チャートが下がる。
こんな単純にチャートは動きません。
なぜならば、指標の結果が良かったとしても、利益確定の売りが入り、チャートは下がるのです。
チャートというのは、経済指標や人の心理、様々な要因が入り交じり、複雑な動きをします。
結果、チャートが上がるのか、下がるのかは、誰にもわからないのです。
テクニカル分析のみで戦略を立てる
トレードする上で、大事なことはシナリオ作成です。
テクニカル分析を使って、チャートを読み、シナリオを作って売買する。
僕は、この様にシンプルな形にすることによって、迷いが無くなり、勝てるようになりました。
今日のマインド
【断捨離すると、迷いがなくなり、新しい風が吹く】
まとめ
いくら世界情勢を勉強してもチャートの動きはわからないので、シンプルにテクニカル分析をしてトレードしてみてはいかがでしょうか。