
トレードにおいて、勝つためのコツや負けないためのコツはあるのでしょうか。
どれだけ経験を積んで、勉強したとしても、この先、相場がどう動くのかは結局のところ、誰にもわかりません。ただし、相場で勝ち残っている人がいるのも事実です。
今回は、勝つためのコツや負けないためのコツを知って、どのようにして相場で生き残るのかについて話していきます。
目次
売上ー経費=利益の構造
まず最初に、トレードは店や会社の商売と一緒で、【売上ー経費=利益】の構造になります。
勝ちを伸ばすことが売り上げで、損切りを抑えていくの経費です。
このどちらか一方が出来ていないと、経費が売り上げを上回ってしまい、口座残高が無くなります。
この双方を意識してこそ、売上ー経費=利益が成立して、口座が増えていくわけです。
こんなの当たり前だろという方も多いと思いますが、いざチャートを目の前にしてトレードしてると、案外、忘れがちになってしまう人もいるので注意です。
トレードは、経営者の方が有利だなんて言われるのは、この為です。
ぼくはトレードを始めた頃、これがまるで頭に入っていなかったので、かなり苦労しました。
勝つためのコツ
それでは勝つためのコツのコツをいくつかあげていきます。
・シナリオをしっかり作り、そのシナリオをきちんと守る。
・エントリーしたら、あとは小さな値動きにあたふたせずに、最後まで自分を信じる。
・自分のトレードルールが明確にならないと勝てない。たまたま勝ったになってしまう。
・いつでも取引きして良いわけではない、やるべき時、やらない時を、時間帯を意識する。
・優位性のある位置でしか買わない、売らないと決める。(リスクリワードを常に意識する。)
・自分の決めたTPまで、利益は伸ばす。(または分割で利確していき、出来るだけ利幅は伸ばす。)
・自分のライフスタイルと性格を分析し、感情でトレードしない。
・ここぞというポイントは、ロットを張る。
負けないためのコツ
・賭けや妄想に出ない。
・継続的にトレードする。現役でないとやはり腕がにぶる。
・損は引っ張らない。一度、損切りして入り直す方が良い。
・一度決めた、ロスカットラインを変えない。
・リアル相場で学ぶ。
・一度負けた時、すぐに取り戻そうとしない、(数回に分けて元に戻れば良い。)
・イライラしない。
・自分の負けパターンをコレクションしていき、できるだけ経費は抑える訓練をする。
・トレード以外のキャッシュポイントを充実させておく。
プロスペクト理論の逆を行く
もともと人間には、プロスペクト理論が働き、損は後回しに、利益はすぐに、という心理が働きます。
これだとトレードをする上では、なかなか利益は増えていきません。
そこでその心理を理解しつつ、逆に行動する訓練を続けます。
実弾で、毎日、何度も何度もトレーニングしていきます。
ぼくはトレードを始めた頃は、プロスペクト理論の壁をなかなか超えることが出来なかったのですが、何度もトレーニングすることにより、逆の行動をとれるようになり、口座残高が増えていきました。
何度も口座を溶かしてしまったので、その逆の行動をとればと思ったのがきっかけです。
まずは、実際にトレードして、自分のくせや性格を理解して、自分に合うトレードを見つけることが大事だと思います。
こまめにメモを取るなんてこともありです。
案外、自分の事を知ってるようで、知らないものです。
トレードでは、自分自身と向き合うことになります。
欠点を見つけて、修正する。
この繰り返しトレーニングで、少しずつ上達していきます。
頑張っていきましょう。
今日のマインド
【生涯現役。継続は力なり。自分の心の内にあり。】
まとめ
トレードを始めた頃は、なかなか資金が増えなかったり、思うようにいかなかったりしますが、それには原因があるものです。
しっかりと自分に向き合い、くせを修正していけば大丈夫です。